【概略版】嗜好用大麻合法化について

嗜好用大麻を日本でも合法にしたい!」そんな思いからこのWebサイトを作成しました。

まずは、なぜ合法化したいのか?どのように実現するのか?読者の皆さんにできることは何なのか?をまとめます。

なぜ大麻を合法化させたいのか?

「大麻?危ないんじゃないの?」「そんなの一部のヤバい奴らが吸ってるモノでしょ?絶対関わりたくない」今の日本の代表的な意見はこんなところでしょうか。

分かります。私も少し前までそう思っていました

大麻のイメージが覆った瞬間

そんな風に”大麻=悪”というイメージを覆したのは、駐在員としてカナダで働いていた頃のことです。

ある日、カナダでできた友人の家に招待されたので遊びに行くと、ソファーで堂々と大麻を吸っているではありませんか。「お前も吸うか?ここはカナダだぞ」と言われたものの私は怖くて吸いませんでしたが、その場にいた全員が代わる代わる大麻を変なガラスの機械で吸っていました。

ヤバいパーティーに来てしまったな…と一瞬思いましたが何のことはなく、暴れたり物を壊したりする人は誰もおらず、普通にお酒を飲みながら楽しそうに話をしていました

「え?大麻って大麻だよね?危なくないの?」と聞いても「俺たちを見りゃわかるだろ。むしろ酒やたばこよりも身体に害はないし、とてもリラックスできる分なんなら身体にいいんじゃねえか」と意外な答えが返ってきました。

これは、私の大麻に対するイメージ”大麻=悪”を覆すには十分すぎる体験でした。

変わっていく世界観と一つの出会い

その後も良く見てみると生活の中で大麻を吸っている人は街でもよく見かけました。大麻を街中で吸っている人、客入りが悪いときにレストランのバックヤードで大麻を吸っているウェイター、大麻を吸ってから飲み会に参加してくる同僚…。そして誰に聞いても「リラックスするために」「ストレス発散」「楽しく飲みたいから」等の答えが返ってきて、どうやら飲酒するのとそんなに変わらないんじゃないか?という気さえしてきました。

そして私の大麻に対するイメージを決定的に変えたのが、一人のカナダ人友人でした。

その人は、生まれつき体が弱く入退院を繰り返していました。私が知り合ったときは元気な時だったので最初は気付きませんでしたが、かなりつらい思いをしながら生活をしていたことを後になって知りました。

当時、私は大麻を吸っている知人に大麻について質問しまくっていたのですが、その人は「大麻がなかったらたぶん自殺してる。これで救われたことが何度もあるし大麻のない生活なんてただ辛いだけだから気丈にふるまうこともできない」と教えてくれました。

なんだか質問したのが悪く思えるくらい重い回答が返ってきて私も少し反省しましたが、よく考えてみると、日本にも身体が悪く思うように楽しいことを見いだせない人やストレス社会で生きざるをえなくて自殺してしまう人はたくさんいることに思いが至りました。そんな人たちに”安全な嗜好品”として大麻は一つの選択肢であっても良いのでは?とだんだんと思うようになりました。

しかしながら、まだまだ日本における大麻のイメージは当時の私のように”大麻=悪”です。まずはこの間違ったイメージを変えていく必要があります

どうやって合法にするのか?

さて、どうやれば嗜好用大麻が日本でも合法になるのかを考えます。

現状分析

まず日本の現状を分析すると、以下の特徴が挙げられます:

  • 多くの人が”大麻=悪”の間違った認識を持っている
  • 大麻取締法で”大麻の所持、栽培および、売買”が禁止されている
  • 年間5,000人以上が大麻によって検挙されている
  • 大麻の合法化を声高に叫ぶ人もいるが、政治に効果的なアプローチができているとはいえない

このように、非常に残念な状況です。アメリカをみても徐々に大麻が合法な州が増えてきており、時代の流れは大麻合法なのにも関わらず日本では依然として間違ったイメージのもと間違った法律が施行されています。

ただし、法律が間違っているとはいえ、法を犯すのも間違っています。大麻を吸いたいのであれば法律を破るのではなく、法律を変えることが第一歩。まずは日本において大麻の間違ったイメージを払しょくすることから始め、政治に効果的なアプローチをすることで法律を変える必要があります。

具体的な道すじ

まずは、日本人が持っている大麻に対するイメージを正すことから始めるべきと考えています。そのためにはWebサイトを中心とした情報発信とWebサイトに誘導する広告、そして、口コミが大事になります。ただ真実を伝えてさえいれば、昔の私のように考えが変わる人が多くいると信じています。

つぎに、政治を動かすための人集めです。政治を動かすには政治家を動かす必要があります。政治家を動かすには組織票と献金が必要となるので(詳しくはこの記事(工事中))、大麻合法化に賛同する政治家を応援する団体をこのサイトを中心に立ち上げます。

ある程度人が集まり利益団体を形成した後は、ロビイングが主な活動となります。ロビイングとは、政治に影響を及ぼしたり法律や条例を変えたり作ったりするために、議員や官僚、行政に働きかけることです。具体的には、世論を盛り上げるSNSやメディア等での活動や、議員を集めての勉強会を開催したり、法案をブラッシュアップして政治家に提案することです。

ロビイングはアメリカやヨーロッパでは盛んな活動であるものの、日本においてはほとんどその言葉さえ知られてはいないのでしょうか?逆を言うと、ロビイングを知っていて適切な行動ができれば大きな影響力を持つことができるともいえるでしょう

おわりに

今回は活動に至る経緯とその方法について概略を説明しました。

まだまだ抽象的なことしか挙げられていませんが、少しずつ具体的な活動内容を示していくつもりですので、応援と賛同の程よろしくお願いします。

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