今日はレモンサワーの素の作り方を紹介します
とても簡単に作れるし安くできるので、日頃からレモンサワーを飲まれる方やレモンサワーの素を買って炭酸水で割っている方などは是非ご覧ください
なぜ自分で作るのか?
まず、レモンサワーの素を作ろうと思った理由についてお話しします
筆者はレモンサワーが大好きで、いつも飲んでいます。ある日、会社の先輩に「レモンサワーの素と炭酸水で自分で作ると安いしウマいよ!」と言われたのでスーパーで買ってきて自分で作りました
そしたらホントに美味しい!!!

そしてもう一つ嬉しいのが、自分でアルコール度数を調整できる点です。「今日は酔いたいから濃い目にしたい」とか「そろそろ酔ってきたから薄めに作ろう」とかできるのは自分で作る強みですね
でもちょっと待てよ…?
安く無いじゃん!!
例えばスーパーでアルコール度数25度500mlのレモンサワーの素を650円(価格参考:近所の西友)で買ったとして、500mlの炭酸水を60円で買って割ったとすると、金額は以下の表の通りとなります

つまり、アルコール度数5%以上になると缶チューハイ買った方が安いのです
ストロング系が好きな方には大打撃です
じゃあ自分で作ればいいじゃん!
というわけで自分で作ることにしました
参考にしたのはキリン・ザ・ストロング麒麟特選レモンサワー。コレが本当においしい!!めちゃくちゃ人気な商品でスーパーで売り切れていることもしばしば。元々ビール党過激派だった筆者が、この麒麟特選レモンサワーを飲んでレモンサワー好きになった程のシロモノです

CMをみてみると、どうやらレモンを煮込んでいるらしい。そしてダメ押しの追いレモン
また、酎ハイ缶に記載の原材料と栄養成分表はこんな感じです

- ウォッカ
- レモン果汁、シトラスエキス、レモンエキス
- 炭酸
- 酸味料、香料、甘味料
なるほど、かなりシンプルですね。アルコールはホワイトリカー(甲類焼酎)ではなく、ウォッカということがわかりました。栄養成分表示から糖類は一切入っていないことがわかりますね
これだけシンプルなら自分でも作れる気がしてきます
レモンサワーの素を作ってみる
というわけで、次のような方向性で作っていきます
- アルコールはウォッカを使用
- レモンは煮込む + フレッシュをウォッカに漬け込む
- 糖類(氷砂糖など)入れない
今回用意したのは次のとおり
- 材料
- レモン・・・3個
- ウォッカ ・・・750ml
- 水・・・300cc
- 道具
- 包丁、まな板
- 果実酒用の保存瓶
- フリーザーバッグ
- お茶のだしとりパック
- 食器用洗剤、スポンジ

では作っていきましょう!
まずは、レモンを洗剤で洗います。ワックスなどが表面についているためです

レモン2個をスライスに、1個の皮を剥き乱切りにします

レモンの皮はレモンサワーに入れるので冷凍保存しておきましょう

レモンのスライスと水300ccを圧力鍋に入れて30分加熱調理します。少し長いような気もしますが、本家は12時間煮込んででいるらしいですからね

30分の加熱調理と減圧が終わったら紙バッグで濾してエキスを抽出します
保存瓶にざく切りのレモンとウォッカを入れます。レモンは紙バッグに入れておくと後で取り出しやすいです

エキスを瓶に入れたらあとは5日ほど冷暗所で保存しましょう

完成!!レモンサワーを作ってみる
5日後、レモンサワーの素が完成しました。レモンを取り出して捨てましょう
さて、お好みの濃さでレモンサワーを作ってみます。冷凍して取っておいた皮も少し入れます

おおお!おいしい!!!本家のキリン・ザ・ストロング 麒麟特選レモンサワーと似ていて甘さが控えめでレモンの酸味とビターさがあり、ふくよかなボディを感じるレモンサワーになりました
この味が自分で濃度調整しながら飲めるって幸せですね。甘さ控えめが好きな筆者としては正直、こだわり酒場のレモンサワーより断然好きです
まとめ。気になるお値段は…?
さて、気になるお値段です。ガス代や洗剤代は入っていませんが、以下の通り試算しました。今回は近所の酒屋で安売りしていたWilkinsonのウォッカを使いましたが、参考にホワイトリカーやスピリタスで作る場合の試算もしてみました。下段の表は全て350mlあたりの価格(円)です

どうやらホワイトリカーで作ったとしても本家の麒麟特選レモンサワー(アルコール度数9%で約100円)には勝てないようです…!
キリンの企業努力どうなってんだ!!凄すぎるだろ!!!!
というわけで、賢い読者の皆様にはこんな面倒なことをせずに缶で買うことをオススメします
というわけで、良いレモンサワーライフを!!
コメント